オプション

基本オプション

引数オプション       説明
-g ウィンドウ アプリケーションを作成します。
-s Windows サービス アプリケーションを作成します。
-A <architecture>プログラムのアーキテクチャを指定します。x86 x64 を指定することができます。生成したプログラムの実行には同じアーキテクチャの Java 実行環境が必要になります。x64 バイナリを 32 ビットの Java 実行環境で実行することはできません。64 ビット版の exewrap.exe を使用している場合 既定のアーキテクチャは x64 になります。64 ビット版の exewrap.exe を使用して 32 ビットバイナリを出力するには -A x86 を指定します。32 ビット版の exewrap.exe を使用している場合 既定のアーキテクチャは x86 になります。32 ビット版の exewrap.exe を使用して 64 ビットバイナリを出力するには -A x64 を指定します。
-t <target-version>プログラムの実行に必要な Java 実行環境のバージョンを指定します。値は内部バージョンで指定してください。つまり Java 5.0 Java 6.0 はそれぞれ 1.5 1.6 と指定する必要があります。1.5 以上を指定すると Pack200 アーカイブ形式が使用され出力ファイルサイズが小さくなります。
-2 Pack200 アーカイブ形式を無効にします。
-M <main-class>メインクラスを指定します。Executable JAR (実行可能 JAR)の場合はこのオプションを指定する必要はありません。
-L <ext-dirs>外部ライブラリ(JAR)の読み込みディレクトリを指定します。複数のディレクトリを指定する場合はセミコロン ; でディレクトリを区切ってください。このオプションを指定しない場合 外部ライブラリの読み込みディレクトリとして既定で lib ディレクトリが設定されます。
-e <ext-flags>拡張フラグを指定します。詳細は 拡張フラグ一覧 を確認してください。
-a <vm-args>アプリケーション実行時の VM 引数を指定します。
-b <vm-args>サービス アプリケーションをコマンドプロンプトなどサービス コントロール マネージャー(SCM)以外から実行した場合に適用される VM 引数を指定します。
-i <icon-file>EXE ファイルに指定したアイコンを埋め込みます。ICO 形式をサポートしています。BMP/PNG/GIF 形式はサポートしていません。
-P <privilege>ユーザーアカウント制御(UAC)の実行レベルを指定します。次のいずれかの値を指定することができます。
asInvoker : アプリケーションを開始したプロセスと同じアクセス許可で実行されます。管理者として実行 を選択するとアプリケーションをより高いアクセス許可に昇格させることができます。
highestAvailable : アプリケーションは可能な限り高いアクセス許可レベルで実行されます。アプリケーションを開始するユーザーが管理者グループのメンバーである場合 このオプションは requireAdministrator と同じです。使用可能な最も高いアクセス許可レベルが 開始したプロセスのレベルより高い場合 資格情報の入力が求められます。
requireAdministrator : アプリケーションは管理者のアクセス許可で実行されます。アプリケーションを開始するユーザーは管理者グループのメンバーである必要があります。開始したプロセスが管理者のアクセス許可で実行されない場合は 資格情報の入力が求められます。
-v <version>EXE ファイルにファイル バージョン情報を埋め込みます。バージョン指定の書式は メジャーバージョン マイナーバージョン リビジョン ビルドナンバーをピリオドで区切って指定します。リビジョンやビルドナンバーを省略することもできます。ビルドナンバーを省略して EXE ファイルを既存のファイルに上書き作成した場合 自動的にビルドナンバーが +1 されます。
-d <description>EXE ファイルに説明情報を埋め込みます。説明にはアプリケーション名やアプリケーションの機能を記述します。Windows サービス アプリケーションの場合にはサービスの説明としてコントロールパネルのサービスにも表示されます。説明文に半角スペースを含める場合は 説明全体をダブルクォーテーションで囲む必要があります(コマンドプロンプトの場合)。ant から exewrap を呼び出す場合は ダブルクォーテーションではなくシングルクォーテーションを使用します。
-c <copyright>EXE ファイルに著作権表示を埋め込みます。オプション -d と同様に ダブルクォーテーションやシングルクォーテーションが必要になることがあります。
-C <company-name>EXE ファイルに会社情報を埋め込みます。オプション -d と同様に ダブルクォーテーションやシングルクォーテーションが必要になることがあります。
-p <product-name>EXE ファイルに製品名を埋め込みます。オプション -d と同様に ダブルクォーテーションやシングルクォーテーションが必要になることがあります。
-V <product-version>EXE ファイルに製品バージョンを埋め込みます。オプション -d と同様に ダブルクォーテーションやシングルクォーテーションが必要になることがあります。
-j <jar-file>変換元となる実行可能 JAR ファイルを指定します。JAR ファイルはマニフェストファイルでメインクラスが指定されている必要があります。オプション -j を省略した場合 最後の引数を JAR ファイルと見なします。
-o <exe-file>変換先となる EXE ファイルを指定します。ファイルがすでに存在している場合 上書きされます。オプション -o を省略した場合 変換元 JAR ファイルの拡張子を .exe に置き換えた名前でファイルが作成されます。

拡張フラグ

拡張フラグはアプリケーションに特別な機能を与えます。拡張フラグは -e オプションで指定します。複数の拡張フラグを指定する場合はセミコロン ; でフラグを区切ってください。たとえば 拡張フラグ SINGLENOLOG を指定する場合は以下のように指定します。

コマンドプロンプト
C:¥>exewrap.exe -g -e SINGLE;NOLOG SwingSet2.jar
拡張フラグ         説明
SINGLEアプリケーションの二重起動を禁止します。既にアプリケーションが起動している状態で 新たにアプリケーションを起動しようとした場合 新たに起動しようとしたアプリケーションは何もせずに終了します。
SHAREアプリケーションの二重起動を禁止します。すでにアプリケーションが起動している状態で 新たにアプリケーションを起動しようとした場合 新たに起動しようとしたアプリケーションから既に起動しているアプリケーションへ通知がおこなわれ 既に起動しているアプリケーションの main メソッドが再度実行されます。main メソッドに渡される引数 args には 新たに起動しようとしたアプリケーションのコマンドライン引数が設定されます。新たに起動しようとしたアプリケーションは終了します。この機能を使用すると 二重起動を試みたときに起動済みのアプリケーションを最前面に表示したり ひとつの Java VM を共有してアプリケーション画面を複数起動することができます。
NOLOGアプリケーションのログ出力機能を無効にします。ウィンドウ アプリケーションでは 標準出力 標準エラー出力がログファイルに出力されなくなります。Windows サービス アプリケーションでは 標準出力 標準エラー出力がイベントログに出力されなくなります。
NOSIDEBYSIDEアプリケーションと同じ場所にある JRE を検索しないようにします。
IGNORE_UNCAUGHT_EXCEPTIONスレッドでキャッチされない例外が発生しても無視します。
CLIENTVMClient VM を優先して使用します。Client VM 特にアプリケーションの起動時間を短縮し メモリ消費を少なくするように作られており クライアント環境に適合します。ウィンドウ アプリケーションとコンソール アプリケーションは既定で Client VM を使用するように構成されます。Windows サービス アプリケーションで Client VM を使用する場合に この拡張フラグを指定してください。Client VM を使用するように構成されていても 実行時に Client VM が見つからない場合は 自動的に Server VM を使用します。
SERVERVMServer VM を優先して使用します。Server VM 操作の最高速度を高めるようにチューニングされており 長時間稼働するサーバーアプリケーションの実行用に設計されています。Windows サービス アプリケーションでは既定で Server VM を使用するように構成されます。ウィンドウ アプリケーション コンソール アプリケーションで Server VM を使用する場合に この拡張フラグを指定してください。Server VM を使用するように構成されていても 実行時に Server VM が見つからない場合は 自動的に Client VM を使用します。

サービス構成オプション インストール時

インストール時のサービス構成オプションは Windows サービスをインストールするときに指定することができます。インストール時のサービス構成オプションは -install よりも前に指定する必要があります。-install よりも後に指定した引数は サービスの実行時引数として渡されます。

スタートアップの種類を 手動 にしてサービスをインストールする場合は以下のようにします。

コマンドプロンプト
C:¥>ServiceSample.exe -m -install
サービス構成オプション   説明
-installサービスとしてインストールします。他の構成オプションは 必ず -install よりも前に指定してください。この操作には管理者権限が必要です。管理者権限で実行されていない場合 ユーザー アカウント制御 UAC ダイアログが表示され 権限昇格が要求されます。
-n <display-name>サービスの表示名を指定します。
-iデスクトップとの対話をサービスに許可します。
-mスタートアップの種類を 手動 にします。このオプションを指定しない場合 スタートアップの種類は 自動 になります。
-d <dependencies>サービスの依存関係を指定します。たとえばサービスがイベントログサービスを必要としている場合は -d Eventlog としてイベントログサービスに依存させます。複数のサービスに依存する場合は サービス名をセミコロン ; で区切ります。
-u <username>サービスの実行アカウントを指定します。通常のユーザーアカウントのほかにビルトイン システムアカウントとして NT AUTHORITY¥System NT AUTHORITY¥LocalService NT AUTHORITY¥NetworkService が指定できます。
-p <password>サービス実行アカウントのパスワードを指定します。ビルトイン システムアカウントを使用する場合は パスワードを指定する必要はありません。
-sサービスをインストールした後に ただちにサービスを開始します。

サービス構成オプション アンインストール時

アンインストール時のサービス構成オプションは Windows サービスをアンインストールするときに指定することができます。アンインストール時のサービス構成オプションは -remove よりも前に指定する必要があります。

サービスを停止してからアンインストールする場合は以下のようにします。

コマンドプロンプト
C:¥>ServiceSample.exe -s -remove
サービス構成オプション   説明
-removeサービスをアンインストールします。他の構成オプション -s 必ず -remove よりも前に指定してください。この操作には管理者権限が必要です。管理者権限で実行されていない場合 ユーザー アカウント制御 UAC ダイアログが表示され 権限昇格が要求されます。
-sサービスをアンインストールする前に サービスを停止します。